オリジナルで家紋を作っていて、それをジャンル別に紹介しています。
今回は「文字」と「記号」でまとめました。
目次
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文字
ギオンゴ
ギオンゴは文字を「感じてもらう」ように作りました。
「ド」を何個反復させるべきか、ドの下の部分の角度をどれ位にするか、入念に考えました。
家紋らしく円状に回転していて、独特の面白さが出たかなと思います。
文字は機能的でありながら、人の感性をくすぐる所が多くて面白いです。
「擬音語」と「ギオンゴ」のように、表記が違うだけで感じ方が違ったり、そういう所に不思議を感じます。
デザインの端っこに居る者として、そういった、「文字と感覚」をテーマにした紋も作っていけたらと思います。
98円均一セール
98円均一セールは、チラシに書かれているような「98円!」をうまく五角形に収められたと思います。
こういう「野暮ったさ」には、ある種の「力」があると思います。
PDCAサイクル
変なモチーフが多いですが 「意味ない図形」で七曜紋を、「PDCA サイクル」で三つ輪違い紋を参考にしたり、伝統的な家紋とのシンクロに (これでも) 気を使っています。
コンプライアンス
制作する上で考えなければいけないコンプライアンス、でもそれを考えすぎてぐちゃぐちゃになってる感じを、デザインにしました。
記号・図形
何か色々受賞した
「何か、わかって下さい」と誘導するものが、日常には多いと思います。
ナントカ映画祭とか、どれがどの位すごいのか本当はわからないけれど、オリーブの冠で囲うと、なんか「すごいことなんです、納得して下さい」となります。
それがなんか納得できなくて、家紋にしたんだと思います。
読み込み中…
図形や文字はそれだけで印象的なので、 あまりこねくり回すとやり過ぎになる気がします。
九曜紋のような反復と均等な配置におさめる位が、バランスが良い気がします
まとめ
文字と記号の家紋でした。
ありふれているものだけに、日常の中での気付きが大事なテーマだと思います。
これからも、面白い切り口を探していきたいです。