オリジナルで家紋を作っていて、それをジャンル別に紹介しています。
今回はオーストラリアの動物、「有袋類」がテーマです。
カンガルー
緊張感に欠けるカンガルーの喧嘩を、やや線対称で表現してみました。
有袋類にしかないユニークさ、ユルさみたいなものを深掘りできればと思っています。
クォッカワラビーはお仕事のロゴでモチーフとして使った経験から、オリジナルで、エンタメとして作るならこういう感じだな、というのを具現化したものです。
カワイイにも色々あって、あまり特徴のないカワイさの動物なのですが、よくよく観察した経験が生きたかなと思います。
カンガルーその2
これも喧嘩カンガルーネタなのですが、動画を見ていると、体重の重いアカカンガルーが重心をシッポに預け、両足でケリを入れていました。
四肢を宙に浮かせる動物が存在する。
そんなこと出来るヤツはまずいないと衝撃を受け、「足蹴りカンガルー」を作りました。
コアラ
さぼっているコアラは、ダメな人間のオッサンの風情があります。
毛深いオッサンのつもりで作りました。
寝コアラも5等分、72度の角度にうまく収まって寝てるのが面白いかなと思います。
真田氏の紋、六文銭紋とコアラのコラボも面白いかなと思います。
「三途の川の渡し賃」とも言われる殺伐とした銭紋の由来と、ユルいコアラとのミスマッチがなかなか良いかなと思います。
ウォンバットなど
前出の2大有袋類に次ぐ面々です。
個人的な思い入れがあるウォンバットは、その思い入れが災いして、何度か描き直した作品です。
「耳が長い」とか分かりやすい特徴ではなく、「丸い」ことがカワイイ動物が、多分とても絵でつかみづらいのではないかと思います。
そこを何とか「よく観ること」を通してつかむのが重要なのだと思います。
まとめ
有袋類の家紋たちでした。
ほ乳類にはないユニークやユルさ、独特の空気感をとらえて、他の動物紋と差別化していければ良いかなと思っています。
面白いのをこれからも増やしていきたいです。
- 次ページ:作品のみのギャラリーページ