家紋を「作ってみた」シリーズ。
今回は”エモいもの”でまとめてみました。
メリケンサック
「メリケンサック」はただ置いただけですが、一見普通の家紋に見える、絶妙なデザインバランスになった気がします。
80~90年代の物まとめです。
PHSからVHS
PHSは「アンテナが伸びていた時代」を伝えたくて、作りました。
自分は少々古臭い感覚でモノを作っている自覚はあるのですが、それをうまく使って「VHS」への熱い想いを表現したり、良い方向へ持っていこうとしています。
反面、新しいものに対しては、ついていけなさと、一抹の憧れを持っている立場を、うまく使えたらなと思います。
モノを作る上では、「好き」だけではない、微妙な距離感が大事だと考えています。
フロッピー
多分どっかの押し入れで、沢山余ってるのだろうなぁと思うと、作品にしてあげたくなります。
一般的に売られていたフロッピーの容量は、1.44MB(メガバイト)と、今の基準で見ると驚愕のデータ入らなさです。
なめ猫やナタデココ
なめ猫は、ザ・80年代という時代感を感じます。
デザインとしては、無機的な見た目の「ナタデココ」をこういった切り口で表現したのは良いかな、と思います。
多分繋ぎ九つ石を参考にしながらも、オリジナルで考えた気がします。
ブラインドから覗いたり
昭和のテレビやアニメモチーフです。
元の家紋の「隅立て折り込み井筒」を見て「コマネチ」を思いついたり、たまにミラクルを起こします。
蚊取り豚など
昭和の家庭用品の図鑑に出てきそうなものたちです。
布団叩きや蚊取り豚などは、ほのかな可愛らしさがあって好きです。
今でも良デザインな気がします。
まとめ
懐かしのものたちでした。
デザインは本来、無駄なく洗練された機能的なものですが、昔のデザインはその点無駄ばかりです。
なので、フロッピーに惹かれるのはデザイン人間としては良くないのかもしれないですが、惹かれる側の視点から作れるものもあると思います。
見る人に感興を起こさせるようなものです。
メリケンサックなどを通して、それを証明していきたいです。
エモいもの、今後もまた発掘していきます。