家紋風のロゴ制作のご依頼を承っております。
今回は、海外の依頼主様と、英語でのコミュニケーションを通して制作した事例を紹介いたします。
制作の流れ
依頼元はオーストラリア弓道協会の方で、メールフォームからご依頼して頂きました。
依頼内容は以下の通りでした。
- 家紋風のロゴが欲しい
- モチーフはオーストラリアの国花であるゴールデンワトル(ミモザに近い植物)
- モチーフに矢も加えて欲しい
この段階で、お互いのワークフローを確認し、デザイン料金を決めた後、ロゴのラフ案を作成しました。
ラフ案と修正
リクエストに応じて、いくつかの下書きを作成しました。
下書きの中から気に入ったものを選択して頂きました。
それがこちらです。
しかし、絵が細かすぎるので、もっとシンプルにしてほしいというご要望がありました。
その時に、オーストラリアの8つの州と準州を表す「8」という数字がキーワードとして浮かびました。
それらをもとに、もう一度ラフ案を作りました。
最終的にOKをもらったのがこちらです。
このように、ラフの段階でしっかりコミュニケーションをとり、あとで誤解が生じないようにするのが私の仕事の特徴です。
このラフを元に完成品を作っていきます。
完成品
使用ツール | Adobe Illustrator |
納品形態 | aiデータ |
オーストラリアの象徴的なナショナルカラーを基調としたロゴが完成しました。
ロゴデータは、.jpg、.png、.ai、.svg など、さまざまな形式に対応しております。
以下の Web ページで、ロゴの作成方法が詳しく紹介されています。
早速、使用されているようです。
Australian Kyudo Association | AKA has a new logo!
私個人としても、日本の文化と海外を繋ぐ、良い役割を果たせて大変嬉しい経験となりました。
まとめ
家紋風ロゴの制作事例でした。
日本文化に関わる活動に適した、意義のあるロゴを作成できたと思います。