お店の看板やメニューに使うロゴを手がけました。
その制作の流れを書いていきたいと思います。
ご依頼内容
これから開店する予定の飲食店の、ロゴを作りたいということでご依頼を頂きました。
オーナーさんが狩猟を趣味としており、ゆくゆくはジビエ料理を出すというのが、お店のコンセプトでした。
オーナーさんは僕の家紋作品を見ており、その中で「原始の男」を気に入って、使いたいとのことでした。
その上で、
- 男が猟銃を持っている
- 何かを食べている
を加えて欲しいとのことでした。
ちなみに
既存の作品にあるイメージを使って、アレンジするご依頼は、イメージが共有しやすいので嬉しいです。
そういう使い方が失礼にあたると考える方もいると思いますが、僕個人は全く問題ありません。
もちろん、作品を全く見なくてもご依頼いただけますので、よろしくお願いいたします。
制作の流れ
ヒアリング
それを受けてまず、原始の男は「猟師の人」のイメージで見て頂いているものと考えました。
なので猟師(マタギ)のコスチュームに変えて、よりジビエに近いイメージにすることを、こちらから提案させていただきました。
また、使用サイズが看板とメニューで開きがありましたので、大小2タイプ作ることをおすすめしました。
こちらは大サイズの簡略化したものが小サイズで、手間も少なかったので、追加料金なしで手がけました。
提案した内容も気に入って頂き、大小サイズも含め確認して頂いたので、ラフに移りました。
ラフ案
ヒアリングをもとに、ラフを制作しました。
特に、猟銃に関しては専門の方なので、入念に研究・作画しました。
実際の案がこちらです。
作画してみて、銃身が枠から出ることで、ロゴの使い勝手が悪くなるかもしれないと思い、枠に収まっているものと2タイプ描いて、選んでいただきました。
完成品
ラフ案は、銃身が出るタイプでそのままOKを頂きましたので、そちらを清書いたしました。
完成品はこちらです。
使用ツール | Adobe Illustrator |
納品形態 | aiデータ |
お店について
2021年7月に、さいたま市東大宮駅近くにオープンしました。
「猟師の店 かねみつ」
営業日時やメニューなどはTwitter(@kanemitsu_meat)にて
お店を紹介している記事もあります↓
※看板も、このような雰囲気です。
コロナ禍から再生していくタイミングでオープンする飲食店を、僕は強く応援したいです。
繁盛しますように!
まとめ
以上、お店のロゴ制作実績でした。
しっかりヒアリングをして、より良いイメージで仕上げることが可能です。
お気軽にご相談・お問い合わせください。