家紋を自分で作ってみたシリーズです。
今回は動物紋の中でもたくさん作った「鳥」と「犬」の家紋をまとめました。
鳥 -フクロウやペンギン-
フクロウの形はよく使わせてもらっています。
顔が正面についている鳥は珍しいので、横顔を使うことが多い他の鳥とは趣の異なる紋にできます。
この、ダルマみたいな顔はどうやら超音波を発するのに良い形のようです。
顔にスピーカーをくっつけた感じで、そう見るとカラフトフクロウは特に

そう見えるかなと思います。
ペンギンも多いです。
「大人直前ペンギン」のヒナのまんまで大人より大きなモフモフになってしまう感じとか好きです。
自然界の緊張感どこに行ったのか分からない所がイイと思います。
鳥 -ツバメなど-
鳥をよく作るのは、ほ乳動物と比べても形が様々だからだと思います。
頭身や、顔とくちばしの比率の違いなど、様々な形のパズルのピースがあるようなもので、色んな所に当てはまります。
哺乳類はそこまで頭身も形も変わらないと思います。
「三つ輪ツバメ」ではツバメのフォルムをうまく使えたと思います。
長距離を飛ぶための大きな翼は逆に地上には向きません。
飛ぶといっても、実は飛ぶ能力に様々な差があり、そこがここまでの形の違いを生んでいるのだと思います。
犬 -散歩拒否犬-
「散歩拒否犬」は喜ばれた一品でした。
綱の表現次第で凡庸にもデザインにもなると思ったので、うまい構図を見つけられたかなと思います。
犬 -野生を忘れた犬-
「のびいぬ」や「野生を忘れた犬」などはただの犬のポーズですが、うまいことデザインにできたかと思います。
犬種で増やしていくのではなく、こうして「動き」のデザインを見つけて増やしていくのが、犬紋の今後の進むべき方向かなと思います。
まとめ
鳥と犬紋でした。
個人的に特に好きな動物だからこそ、マニアックになり過ぎないように気を付けたいです。
注意深く観察して、より高いレベルのものを作っていきたいです。
というわけで鳥・犬紋はこれからも更新していこうと思っております。