オリジナルで家紋を作っていて、それをジャンル別に紹介しています。
今回は「鳥」をモチーフにした家紋を紹介します。
目次
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色紋かもしれない
カワセミ
色付き家紋を新たに作りました。
色を付けられるなら、やはり鮮やかな 「鳥」モチーフでいこうと思っていました。
出来もなかなか良い気がします。
これからは、色と白黒の両方で、うまく バランスを取ってやっていきたいと思います。
白黒はデザイン性を発揮しやすいので、良さを伸ばしていきたいです。
「カワセミ」は白黒で何回も挑んでいて、「色があればなぁ」と挫折していました。
念願叶って出来た一作です。
「桜にめじろ」は、香港の旗のデザインを参考にしました。
色紋第一号だったので、X(Twitter)の反応が良かった時は嬉しかったです。
コマドリ
コマドリやルリビタキは野鳥好きの立場で、「趣味」で 作りました。
色紋の良さが出ていると思います。
野鳥1・雀
「ふくら雀」は別バージョンがあります。
こちらも家紋デザインとして良いのですが、出す媒体の大きさによっては見にくいので、3匹スズメを作りました。
伝統的な家紋の「九曜紋」をモチーフにしています。

野鳥2・鳩
ハトのユルい感じが好きで、よく作ります。他の鳥はもっと真面目な気がします。
ツバメ紋は「六つ袋角」などをモチーフにしています。

野鳥3・うずらなど
「流れのあるデザイン」と表現していますが、ある方向に傾いているデザインはキレイに見えます。
うずらの流れと、ギリギリなデフォルメはうまくいった気がします。
野島4・水鳥
サギ類は、細く、曲線も多い、デザイン的な形をしています。
川があればどこでもいて、ありふれていますが、いつもキレイだなぁと思います。
カモは、こんな姿でエサをとる時があります。カモケツはやっぱり可愛いです。
野島5・キツツキなど
縁起が悪いのかも知れませんが、なんとなく家紋に穴を開けたくなってしまいます。
以下は、「紋クラッシャー系」でまとめた4つです。
フクロウ
シロフクロウ
ダルマっぽい形状が作りやすくて、梟紋は多く作っています。
笑う白フクロウは、本当は眩しい時の表情です。
動物園で見かけるとこの表情なので、可愛いんだか、かわいそうなんだか、分からない気がします。
メンフクロウ
メンフクロウは大きな黒目がかわいいけど、少し怖い気もします。
フクロウ親子は瓜紋、織田氏の家紋をモチーフにしています
瓜の実の切り口とも鳥の巣が由来とも言われているこの紋は、飛鳥時代の皇族の子孫が使用していた、とても由緒ある紋です。
古すぎて確かな由来はとんと分からないようです。
カラフトフクロウ
夜行性のフクロウは、音をたよりに生きています。
カラフトフクロウは特にパラボラアンテナの形をしていて、その妖しさに惹かれます。
丸いフォルムの割に肉食で、そのギャップもまたフクロウの魅力だと思います。
ペンギン
ためらいペンギン
飛び込むのをためらう、怖がりなペンギン。
どこの社会にも小市民的なものがいて面白いと思います。
陸上がりペンギン
ペンギンを陸で評価する人間が、悪いのでしょうか。
陸ではあんなにユルユルなのに、人間だとできない 「泳ぐ勢いでそのまま陸に上がる」というあのアクション。
個人的にはなんか悔しいです。
全力走りペンギン
ペンギンは、意味分からないところが魅力的だと思います。
泳ぎに特化した進化をしたのに、そこからジェンツーペンギンのように走りを鍛えたり。
まだもう少し掘り下げられる気がします。
海外の鳥・ハシビロコウなど
ハシビロコウは、その怪鳥の魅力そのままド正面で、円の中に収めました。
海外の鳥・ヘビクイワシなど
ヘビクイワシは海外の紋章のイメージで作りました。
「いちご泥棒」は100年以上前のテキスタイル作家、ウィリアム・モリスの作品を参考にしました。
いちご泥棒 | ウィリアム・モリスの世界
ペットの鳥・オカメインコなど
インコ系などペットの鳥は、これから「色紋」の方で展開していこうと考えています。
文鳥の家紋
以前からリクエストがあった文鳥で作りました。
思い入れが強過ぎるとうまく作れない派なので、うまく 量産はできていないです。
「コレ!」というのを少しずつ増やしていく予定です。
まとめ
鳥の家紋を66コ紹介しました。
大事なのは数ではないですが、多く作った分、多彩なものになった気がします。
更に面白い切り口で新作を作れるように、研究していきたいです。