家紋をオリジナルで「作ってみた」作品の、新作たちです。
なるべくジャンルに分けて紹介します。
スポーツ
五輪のピクトグラムも話題になりましたし、デザインと相性が良く、これから育んでいきたいジャンルです。
パラ陸上は「トリスケリオン」という、古代からヨーロッパにあるデザインを取り入れました。
大河ドラマ・いだてんでも使われてましたが、見方によってはグロいような、不思議なデザインで、東洋にはない面白さがあると思います。
モノ
今回も、古今東西のモノで作っています。
特殊なもの
抹茶たてるやつは「茶筅」と言います。使う場所・人が限られているものを集めました。
「アラブのかぶるやつ」は、3分ぐらいで作りましたが、Simple is best の心を体現できました。
ちなみに「クーフィーヤ」というようです。
大昔のもの
「ナスカの地上絵」はデザインとしてうまく組み合わせられたと思います。
「アイアンメイデン」など、現代で全く使わない(使えない)ものも、掘り起こしていきたいと思います。
学校のもの
「男子中学生のお土産」は、多く共感をいただけて良かったです。少し賭けでした。
百葉箱のような、日常にあっても仕方ないものが多くあったなと思います。
これまた掘り起こしたいです。
もの
岡持ちやミサンガなど、「エモい」ものも面白いかなと思います。
デザインにも力を入れました。
生き物
とびねこなど
写真の構図でよくある猫です。
「ロップイヤー」は松紋をもとにしていて、なかなか家紋ぽく仕上がっていると思います。
ゴマフなど
ゴマフ密は「青海波紋」がもとです。
波をここまでシンプルに、リズミカルに表現するのは、そうそう出来ないことです。
素晴らしいデザイン遺産だと思います。
動物・植物
「肉厚な多肉」はその規則性をうまく捉えられましたが、植物紋はなかなか「オッ!」と思わせる出来になりにくく、難しいです。
ノンジャンル
ついぞジャンル分けできなかったものたちです。
「ギオンゴ」は実際のジョジョの書き文字をもとに作りました。
絵柄はスタイリッシュでも、擬音語自体は結構懐かしいままで、そのバランスもまた魅力です。
麗子像はやはり恐いです。
色を使わずあの恐さをまずまず表現できたかなと思います。
まとめ
以上今シーズンの作品達でした。
デザイン的な反省もいくつかありますが、人物から大昔のものまで幅広く取り揃えられたかなと思います。
「刺さるデザイン」をもっと作れるように、今後も精進していきたいと思います。
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