オリジナルで作った家紋デザインの、新作を紹介しています。
今回もテーマに分けて並べています。
前編・後編はコチラ
食べ物
ふぐさし
遠くから見たら何らかの家紋に見えますが、「ふぐ刺し」です。
必ずこの盛り付けなのが面白いです。
マグロでこのやり方はしないのに、と思います。
芋けんぴ
「芋けんぴ」は無駄がない、潔いデザインになりました。
余計にモチーフの無駄さが際立ちました。
なるべく少ない手数で芋けんぴだと分かってもらうために、上部の四角の欠け具合は、丁寧に作りました。
醤油鯛など
「空洞でサクサクのお菓子」は、意外と通じました。穴の意味はあるのでしょうか。
「鮭の切り身」も、うまく中心から風車状に収められました。
野菜
「ゴーヤーズ」は瓜紋を意識しました。
どう攻めるか様々考えられるモチーフでしたが、断面がベストだったと考えています。
「ネバオクラ」も、モチーフをドンと大きく使いながらもネバネバ感も表現できていて、なかなかだと思います。
茸
「ホウキタケ」など。相性が良い気がして、何個か作りました。
なるべく気持ち悪さを避けて「可愛いもの」として扱うのがポイントだなと思いました。
学校の物
学校のものは独特の感情を揺さぶってくる気がします。
「給食のパン箱」はアルマイトという物質でできているそうです。
鉄や、プラスチックとかでもない…そもそもの質感が変なのかもしれません。
妙な遠近感をつけた「黒板消しクリーナー」も気に入っています。
謎系
良い意味でトガっているものを集めました。
「スカイフィッシュ」は気に入っています。
「テポドン」はバランスの良いデザイン配置になりそう、とだけしか考えていませんでした。
作品をTwitterに載せたところ、海外の、少し危険な方にフォローされました。
道具
男の視点からいうと、「ビューラー」は化粧道具の中で、仲間外れに見えます。
なんだか専門の工具のような風情があって、興味深いです。
「ショルダーホン」も、持ち運べるような、きついような、携帯モノとしての独特な立ち位置に惹かれます。
まとめ
以上、食べ物を中心に様々なテーマで紹介しました。
モノに対して、どう「料理」するかは、いつも課題です。
今回の食べ物系は、まずまずよく工夫できたかなと思います。
では、続きは来週に。 次が最後です。
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