犬特集です。犬でできた「犬文字」イラストと、今回はそれをもとにまた新しく描いた犬イラストも紹介します。
犬と文字とイラスト
『犬文字年賀状』
2018年の年賀状です。
↑ここの上半分でも紹介しています、文字イラストシリーズの犬モチーフ版です。
ちょこまか楽しい感じと、見やすさに気をつけて作りました。
犬のミニ図鑑
『犬好きの犬好きによる犬好きのための犬文字犬図鑑』
上の物の解説付きを本にしました。
A7(つまり10.5cm×7.3 cm)のとてもミニな本です。中身を載せていきます。
このように、「あ」なら頭文字あで始まる、アフガンハウンドや秋田犬を置くというルールで作っています。
(全部が全部ではないですが。)
犬の図鑑を読み漁り、いろんな犬種を探して回りました。
同じ犬でも人気な犬種があるので、日本の犬の飼育頭数ランキングなどを調べて、人気者をなるべく入れるようにしました。
「め」の所には特に、チワワやポメラニアンを入れています。
描いてみると、犬のカラーは茶系や黄土色系が多く、全体の色味が土っぽくなりがちです。
その色の中で(少し脚色もしながら)バリエーションを多くすることと、一文字の中でも全身/正面顔/横顔と構図やポーズのバラエティを増やすことで、面白みのあるものに仕上げられたかなと思います。
新録・犬イラスト
上のイラストでの反省や反応をもとに、練習がてら(と言っても少々本気で)新たに犬イラストを作りました。
こんな感じです。
シンプルで色も淡めな、優しいタッチのイラストをイメージしてかきました。
模索しながらなので所々ブレていますが、まずまずいいかなと思います。
意図して正面、真横向きを多く描いていますが、やはり1枚目の「散歩拒否犬(柴犬)」のようなポーズのバラエティも多く作った方が良かったと思います。
4枚目は特に、「犬文字」に出てきたものをブラッシュアップしたものですが、かいてみて「可愛い」と「デフォルメ」と「リアルめ」のバランスを考えさせられました。
極めてリアルな方向は考えていないのですが(そもそもそれはイラストの役目ではない気もします)、デフォルメしすぎもこの先の方向としてどうかなと思います。
自分の場合あくまで「可愛い」が土台にあって欲しいですが、4枚目よりはリアルによせて、しかし線は少なくシンプルなもの、を目指そうかと思っています。
いろんなタッチを考えて描いて検証して、魅力を増やしていきたいと思います。
まとめ
というわけで、犬イラストでした。
人との関係が深く、歴史も長い、犬という生物はまだまだ掘り下げられる魅力的なテーマだと思います。
また犬に限らず、ちゃんと生物などの可愛さを伝えながら、色々なタッチでアプローチできる引き出しの多さを身につけていきたいと思いました。
コツコツと、「進化」をお見せできるように、頑張ります。