オリジナルで家紋を作っていて、それらをジャンル別に紹介しています。
今回は、スイーツのデザインをまとめました。
目次
バウムクーヘン
スイーツはデザインとの親和性が高いと気付いたのは、「バウムクーヘン」を作った時でした。
食べ物の中でも特に「見た目から楽しむ」ものなので、このジャンルに大いに可能性があると思いました。
シンプルながらデザイン性高くまとめられたバウムクーヘンで手応えを感じました。
「空洞でサクサクのお菓子」は○ックモックですが、実は中世ヨーロッパの絵画で描かれているほど古いお菓子なんだそうです。
本で見て衝撃を受けました。
でもなんで空洞になってて、それが今に至るまで生き残っているのか、謎です。
謎が多くて大好きなお菓子です。
丸にクッキー缶
クッキー缶の「さて、どこから攻略しますか」的なわくわく感は、至高の楽しみだと思います。
秀逸なビジュアルを考えたなと思います。
オールドファッション
「重ね梅」の紋をモチーフにしたドーナツ紋ですが、あのカリカリ感がなるべく出るように線を気をつけました。
このデザインの型は、何回か使いました。
チョコがけのオレンジ(オランジェット)も近いモチーフです。
チョコの黒がアクセントになっていて、デザイン的に良いかなと思います。
「芋けんぴ」もシンプルで良いかと思います。
紋ではないですが、京都市章をモチーフにしました。
コオロギせんべい
少しトレンドにもなったコオロギせんべい。
あまり具体的に虫を出すのは控えているのですが、これはせんべいそのものより、虫のインパクトが重要な食べ物なので、これで、この配置でいいと考えます。
月餅
中華圏独特の細やかな模様が楽しいお菓子、月餅。
「味で魅せる」が多い中華料理も、スイーツに関してはビジュアルを大事にするようです。
メロンパン
道明寺が長命寺か、それが問題な桜餅もいいのですが、メロンパンの紋の話をすると、これは「長門三ッ星」紋がモチーフです。
長門三ッ星について
一文字には無敵(かたきなし)、三星はオリオン座の真ん中に並ぶ星で、戦勝を呼び込む星という意味があるそうです。配置が大胆で美しいですね。
戦国武将の毛利家の家紋として有名で、鎌倉時代の有力な政治家である大江広元がルーツである、ということも意味しているそうです。
このデザインの型も、モチーフとして何回か使わせてもらっています。
…使い方、バラバラですね。
2つのモチーフが使えるので、「ワンちゃんに骨」のように、少し物語性を持たせることも出来るかなと思います。
飲み物の家紋
少なめですが、ここで飲み物モチーフを載せます。
タピオカやピッチャー
液体ではデザインになりませんが、容器など着眼点を変えて制作しています。
ピッチャーは九曜の家紋をモチーフにしています。
コーヒー
主にコーヒー関連です。
嗜好品という意味ではスイーツと同じで、やはりビジュアルの映えが大事なものだと思います。
おしゃれコーヒーのように、普通の紙コップにならない所、趣味性の高い所、そうした魅力をデザインで捉えたいなと考えています。
まとめ
スイーツの家紋まとめでした。
食べるだけでなく、見て楽しむものでもあるので、バラエティの豊かさを見せられたかなと思います。
最新スイーツも研究しつつ、更にいいモチーフを発掘していきたいと思います。