オリジナルで家紋を作っていて、それらをジャンル別に紹介しています。
今回はキノコや野菜・植物です。
茸
マッシュルーム
食べるキノコたち。
マッシュルームは断面が怪い顔みたいになってる所を取り上げました。
エノキタケは稲紋を参考にしました。
下から上に円の形の流れがあって、心地良いデザインだと思います。
日本の根幹にあるものですから、熊野神社や稲荷神社などの神紋をはじめ、武士・平民広く使われています。
サルノコシカケ
独特な形状の多い茸は、なぜカラフルな色をしているのか、とかまだ分かっていないことが多く、やはり謎の多い生き物のようです。
木の下の方に大きなサルノコシカケがあるのを見ると、その不思議な存在感に感心してしまいますが、それが出ている時点でその木は栄養分を吸われ、腐り切っているそうです。
野菜
ネバオクラ
静物なので「動」の要素を大事にしました。
マヨネーズの企業のおしゃれなCMのイメージも、頭にあります。
向いミニトマト
ミニトマトの垂れ下がり感は、下がり藤を参考にしました。
藤の紋は少し複雑でモチーフにしにくいのですが、これはうまくいった気がします。
パンプキン
色々な野菜たち。
パンプキンは最初期に作った家紋です。
みっちり感がなかなか良いかなと思います。
果物
マンゴーは、この切り方をすることでより高級感が増すことになっています。
味は変わらないのに。そう考えるとなんか変だなとか思います。
あふれる果汁は「シズル感」をテーマに考えてみたものです。
日常では、こんな風景見たことないですよね。
植物
パンジーなど
色付き家紋を1つ載せてみました。
わざわざ色まで付けておじさんパンジー作るのも少しどうかと思います。
肉厚な多肉は、エケベリアです。
葉のプリッと感をうまく表現できたかなと思います。
食虫植物
バランス良くハエトリグサに囲まれてるハエを表現したのは、ちょっと良いかなと思います。
まとめ
植物家紋たちでした。
古来からある家紋は植物モチーフがほとんどで、昔の日本人は植物をよく見て、親しんでいたのだなぁと思います。
あんまり言ってないのですが、自分は植物好きです。
もっと昔の日本人のように、花や葉の形の本質を捉えることができたらなと思います。
海外の花とか、これからは色付きの家紋などを駆使しながら、現代の、美しい植物紋を作れたら良いなと思っています。
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